PROFILE >>
1965年京都生まれ
93 年にテクノ・ザ・ゴング名義で活動開始。 94 年、ケン・イシイの薦めで送ったデモ・テープがきっかけとなり、< R&S >のサブ・レーベル< Apollo >より Meditation Y.S. 名義でのリリースを果たす。
初期は、ジャーマン・プログレからの影響を色濃く反映した宇宙感覚ロマンティシズム溢れるアンビエント・サウンドを披露し、日本とヨーロッパのテクノ・シーンに衝撃を与えた。このまま “ 世界のサワサキ ” への道を突き進むかと思いきや、次第にインテリ・テクノから逸脱し始め、マルチなお笑いテクノ芸人へと華麗なる転身。 DJ では、ドラムンベースと演歌を混ぜてプレイし、スノッブなクラブを爆笑の渦に …… 。
―― 彼は何処へ行ってしまうのだろう? と、心配していた矢先の 00 年、1 st アルバム『 Dr.YS &The Cosmic Drunkards 』を発表する。ここでは、岡田眞澄/サニーデイ・サービスの曽我部恵一/ギターウルフのセイジ/クリス・ペプラーといった、何の脈略もない面々がゲスト参加。自身のルーツであるプログレからテクノ/ドラムンベース/ボサノヴァなどを特有の高密度ギャグ・フィルターで濾過しつつも、進歩的な姿勢で壮大な電子音を構築し、長年に渡る試行錯誤の集大成と言うに相応しい作品へと仕上げた。もちろん倒錯しておりますけど …… 。
最近は映画「メゾン・ド・ヒミコ」のサントラやアニメ「マイメロ」のリミックス、温泉関連など相変わらず幅広い分野で活躍している。サワサキは真のプログレ魂をもつ、日本テクノ界が誇るべき異才だ。
2006年には自身のレーベル、SAUSAGE RECORDSを立ち上げ、才能あるドイツ人アーティストを日本のマーケットに紹介したり、W杯ドイツ大会の映像配信のテーマ曲『Middle Field!』の制作や温泉ブログの執筆など多方面にて活躍中。